洋墓カタログRENEW登場
2017年05月08日
それは今年2月の営業会議での出来事です。
とある営業担当者の「お客様から洋墓のカタログが欲しいと言われた」のひと言からプロジェクトが始まりました。
(実は数年前から言われていたのですが改めて議題に上がりました。機が熟したってやつです。)
地域によってある程度の型が決まっている伝統的な和型墓石に比べ、洋型墓石は地域を選ばないため、ある意味自由にデザインでき、とても多くのデザインが存在します。また、お施主様のご希望のデザインにも応えていくため、1度しか使われないデザインも多く存在します。
そんな中作ることにした洋墓カタログ。当社では2つの選択肢から選ぶことにしました。
1つ目は、今まで当社で製作した洋墓からカタログを作るということ
2つ目は、ゼロからデザインを起こして新しいデザインの洋墓カタログを作るということ
結論としては1つ目のカタログを作ろう!ということになりました。
それには以下の理由があるからです。
当社では今まで数多くの洋墓をデザインさせていただきました。その中に目を通した時、長期間にわたり、ご注文をいただいている洋墓があることに気づきました。
新しいデザインももちろん大切ですが、もしかしてそれって他社との差別化を図り「売る」ための一つの方法なのではないかと。でもそれって業界側からお施主様への押し付けなのではないかと。(もちろんビジネス的にはとても大切なことです。当社でも日々新しいデザインは作っています。)
あたり前のことですが、お墓を選んで購入されるのはお施主様です。
“一方的に売るのではなく、「選んでいただく」ための洋墓カタログを作ろう。”
お墓を選ばれる際のポイントも考えてみました。
お施主様は新しいデザインを求めているのではなく、お墓という家族のやすらぎの場所を求めていらっしゃいます。
ならば今までそのやすらぎの場として選ばれ続けてきた製品をカタログにすれば、多くのお施主様にとって選びやすいカタログが出来るのではないかと。
とかく私たち日本人は新しいものが良いものという気持ちがあると言われています。家電製品など新しい技術の登場などで、多くの業界では確かにそうだと思います。
でもお墓は一生に1度建てる機会があるかどうかという、お施主様にとっては予備知識もないと言っていいくらいの製品です。もちろん新しいのか古いのかすらわかりません。それを知っているのは業界内だけです。結局初めてお墓を購入しようと思われるお施主様には、全てが新しい製品なんですよね。
だからこそ新しいのか古いのかという時間軸ではなく、たくさん選んでいただけているか否かという実績を大切にしていこうと思いました。
そしてこれが洋墓を選ばれる際の安心感にも繋がるはずだと考えましたので、当社ではいわば実績カタログの製作を選択したという次第です。
※長々と経緯を説明してしまいましたが、どんな製品にもボタン一つでは完成しなかった物語があります。そこにある背景を知っていただきたかったからです。
かくして3ヵ月後。完成したのがこのカタログ。
ブランド名は「RENEW」(リニュー)としました。当社洋墓デザインの温故知新です。
厳選した16種類を集めました。
このRENEW。洋墓のデザインはもちろんですが、カタログのデザインも全て当社で行いました。
(オリジナルカタログをお考えの石材店さま。当社にご依頼ください!)
当社では先日開催した感謝市での先行販売(おかげさまで好評いただきました!)を皮切りに、カタログRENEWを全国の石材小売店さまへ販売を開始いたしております。
詳しくはお問い合わせ(←お問い合わせページが開きます)ください。
(お問い合わせの際には御社名・ご住所・電話番号・ご担当者の記載をお忘れなきようお願いいたします)
RENEWのDVDも製作しました(←DVDブログに飛びます)。
こちらも合わせてご購入いただき、展示場や事務所で流していただきたいです!
「RENEW」それは、選ばれ続けてきた証です。
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